
一流の保険営業マンにとって「お客様の役に立ちたい」というのは当たり前と感じられると思います。
では、どのようにお客様の役に立つのかという部分では、その時々の経営者のニーズにより変化する可能性があります。
しかし、どの経営者も「経営をよくしたい」ということは変わりません。
資金繰りの苦しい経営者であれば資金繰りを改善したいわけです。
採用難の会社は、人材が採用できる会社にしたいわけです。
そういう意味で「経営をよくしたい」という目的に対して、そのやり方という部分が異なるだけです。
ビジネス的になぜ経営者に寄り添わなければならないかというと、お客様が良くならない限りみなさんを含め取引先もよくならないからです。
お客様が成長することが、回り回って私たちにも、周りにもよい効果を与えてくれるのです。

経営者に寄り添う方法とは
保険外交員の皆様が「経営者に寄り添う」ためには、経営者から「悩み」をヒアリングし、情報を提供することです。
その情報というものが、「お客様の経営をよくする」という観点に合致している必要があります。
その社長が「経営に関する数字」が弱ければ、その経営者の判断基準がずれているせいで会社の状況が改善できていない可能性が高いです。
経営者の悩みの90%以上は売上が上がることで解決します。
そう考えると、皆さんは数字がいかに大切なのかをお伝えしつつ、悩みを聞くことで「経営者に寄り添う」ということができます。
なぜなら、数字がわからないから漠然とした不安の中にいるのです。
数字の重要性がわかると「見えない未来」から「目指す未来」に変わっていきます。