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法人保険営業マンだからできる法人保険営業

保険営業マンが法人保険販売をする際に決算書を見ることがあると思います。

会計事務所が作った決算書を見ていると思いますが、これだけを見て分析していてもだめなんです。

むしろ会計事務所の職員では気づかない会社の悩みを「保険外交員」だからわかるのです。

今回は保険営業マンだからできる法人保険営業の視点をお話しします。

(目次)

1.会計事務所は決算がゴール

2.保険外交員は将来を考える仕事

3.まとめ

1.会計事務所は決算がゴール

会計事務所(税理士事務所)は毎月お客様のところに訪問して領収書や請求書のチェックをしています。

そして帳簿入力の間違いを訂正して試算表を提出して仕事が終わる。

これがごく一般的な会計事務所の法人顧問といわれるものです。

その集大成は年に一度の決算申告です。

極端ないいかたをすると、その会社の悩みや将来については考えていないケースもあります。

当然、良い担当者であればその会社に寄り添って、相談に応じたりしていますが。

ここで重要なことがあります。

会社によってですが、税金は少なければ少ないほど良いという経営者に引っ張られている担当者は決算で利益が小さくなるようにして年度末に向かっていきます。

そして、雀の涙ほどの利益に調整するのが仕事になります。

この会社の将来なんて考えた仕事ができていません。

だからこそ、その会社は資金繰りがきつくなり、人材の採用もできない会社になります。

これはその会社の決算がとりあえず終わればよいというゴール設定になっているからです。

もしかすると、そういった決算書をみて保険の提案をさせられているのかもしれないのです。

だから「保険料の安いもの」や「節税できるもの」という視点での提案だけを求められてしまうのです。

2.保険外交員は将来を考える仕事

会計事務所側の仕事がその年度の決算を無事終えることだとすると、保険外交員の皆さんは会社の将来を創る仕事です。

なぜなら、保険は短期ではなく長期的なサービスだからです。

本来、会計事務所もそういう将来を創る仕事ですが、一般的な会計事務所では「事務の代行」に終始してしまっています。

過去の決算書だけをみて保険提案をするのは、今売れるものを売るという仕事になってしまいます。

将来を明るくするための仕事として保険提案をしてみてはいかがでしょう。

「5年後・10年後にこの会社はどうなっていたいのか」をヒアリングしていますか?

そして、そこに向かうためにはどのような保険があるとよいでしょうか?

保険営業マンの方はしっかりと従業員さんの年齢なども把握しています。

会計事務所の人間は従業員さんの年齢まで把握している可能性は低いです。

なぜなら、今年の決算に年齢は関係ないからです。

将来を考えて提案するには従業員さんの年齢把握は重要です。

ほんの小さな一歩ですが、従業員さんの年齢と会社の将来をどうしたいのかをヒアリングすることから始めてみてください。

3.まとめ

会計事務所の考え方は税務調査で問題が出ると事務所にクレームが入ってしまいます。

だからこそ、会計事務所の担当者はその年度の処理を一生懸命しているのです。

保険は将来を創ることが仕事です。

保険営業マンだからできるその会社の将来のお手伝いがあります。

会計事務所の決算書だけをみて保険提案をしてはいけません。

そのうえでもしも、数字の部分の読み方で不安があれば私たちにご相談ください。

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